鹿児島県沖永良部島の清水恵子さんのブログを紹介します。MITS認定音楽療法士・歌唱療法士です。
皆様、こんにちは。
6月21日(日)は地元の神社、向田(むくだ)神社の例祭日でした。ですが、連日の大雨、どうなるのかとても心配でした。
向田神社は、琉球王国の土台をつくった王様、尚真王(しょうしんおう)の子どもが、眠っている神社です。
王様の子どもですので「世の金」さまと名付けられました。
その昔の由来を、島の子どもたちにもわかりやすく伝えていくために向田神社の世の金さまと題して紙芝居を完成させました。
この神社には、沖永良部島で、コンサートを開く時以外にも、ミュージックインストラクターズ養成学院の学院長は、来島されたら必ず祝詞をあげて下さいました。
紙芝居のお話をお見せしますと、学院長は歌を作りましょうと提案して下さいました。
その歌はこちらのブログでも紹介されました。
昨日は、その紙芝居と、歌を奉納する特別な例祭日でもあったのです。
大雨、雷の中、テントを立てました。
すると、何ということでしょう。
例祭の時間3時から6時の間、雨はピタリと止まったのです。
そんな中で、紙芝居を披露し、なんと学院長が、作曲して下さいました「世の金さまの歌」を高齢者の方々も声高々と歌って下さりました。
それも、もう一回!もう一回!と、繰り返し歌われました。
大合唱が、神社に響き渡りました。
お開き後には、酩酊に近いおじ様達は、向田神社の~と、口ずさみながら帰って行きました。
こんなに楽しい例祭は初めてだ、神さまも喜ばれいらっしゃると嬉しい言葉が聞かれました。
私も、この学院と出会わなかったら、いくら地元といっても紙芝居や、歌の歌詞なども考えることは出来ませんでした。
学院長の背中から、学ぶことは本当に多いと昨晩は、心が興奮して眠れませんでした。
改めて、光音先生初め、関わって下さいました皆さまありがとうございましたと、思う一日でした。